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2022年10月末にワードプレステーマ「JIN」制作者の新テーマ「JIN:R」が発表になりました。
そこで当ブログではJINとJIN:R両方を検証し、使い心地や違いを確認した上で双方のテーマを解説します!
あわせてJINやJIN:R利用者による評判もまとめましたので併せてご覧ください。
JINのメリット
実際JINを使用して感じたメリットをお伝えします。
設定も装飾ブロックもシンプルだから迷いにくい
ごちゃごちゃした設定や装飾ブロックは迷うと思う方にJINはおすすめです。
標準的な機能が使用できるのであまり悩まず時短を目指せます。
SEO対策は標準的な機能が揃っている
SEO対策用の設定はダッシュボード内のSEO設定がメインなので、ページをまたいでの設定が少なく初心者向きと言えるでしょう。
具体的にはメタタグの設定は記事投稿ページ、Twitterカードの設定は外観>カスタマイズ>SNS設定(OGP)の画面で行います。
当ブログはSEO設定の大切さを解説している記事を別途用意しております。興味のある方は併せてご覧ください。
JINのデメリット
実際JINを使用して感じたデメリットをお伝えします。
装飾ブロックがJIN:Rよりも少ない
JINはボックスブロックのように、よく使うブロックを厳選しているテーマです。
迷わずに済む分、物足りないと感じる方はいるでしょう。
ウィジェット数がJIN:Rよりも少ない
差異は少ないのですが、JIN:Rよりもウィジェット数が少ないため、希望するコンテンツ表示ができない可能性があります。
JIN:Rのメリット
実際JIN:Rを使用して感じたメリットをお伝えします。
パターンのコードをコピペすればコンテンツが簡単に生成できる
公式サイトにあるデザイン見本帳>パターン一覧ページでは、何種類かのブロックを組み合わせたパターンごとにコードがあり、使用者はコードを投稿時にコピペするだけでガワが完成します。
あとは内容を編集すれば完了するためデザイン力に不安な方や時短を目指したい方におすすめです。
パターン一覧の他にページレイアウト丸ごとをコードコピペで作成できるデモデザインもあります。こちらはペラサイトなどで利用するといいでしょう。
デザインの幅が広い装飾ブロックなので表現方法が増す
パターンを使わずJIN:Rの装飾ブロックを利用する場合、ブロックごとに多くのデザインが選択できるため、幅広い対応が可能です。
例えば区切り線ブロックでは線の太さ、線種、色をそれぞれ変更できるのでお気に入りのデザインが見つかるまで設定ができます。
マニュアル通りに使うとサンプルに合ったデザインが作成できる
マニュアルが丁寧に書かれているので、マニュアル通り設定すれば概ね問題は起きないでしょう。
どうしても自力で問題を解決できないときは、相談フォーラムから過去の相談を検索してみると解決の糸口が見つかるかもしれません。
参考元:相談フォーム|JIN:R
JINを購入した人は割引制度がある
制作者のひつじさんが自身のTwitterでJIN購入者限定の割引サービスに言及しました。
JIN利用者は25%OFFの割引価格で購入可能です。
割引制度がいつまで利用できるかは言及していませんので、早目のご利用をおすすめします。
JINからJIN:Rへの移行は難しくない
JINで使用していた機能がすべてJIN:Rで使えるわけではないものの、引き継ぐ機能もあるためブログの容量次第ではテーマ変更を深刻に考えなくてもいい場合があります。
JIN:Rのデメリット
実際JIN:Rを使用して感じたデメリットをお伝えします。
パターンを呼出し後の設定作業は多少慣れが必要
装飾ブロックだけでもできる範囲が増えた分、その装飾ブロック群を組み合わせたパターンに拘ってしまうと時間の経過が早いと感じる可能性があります。
慣れないうちはシンプルなパターンを利用した方が良いでしょう。
投稿前の事前設定が多い
投稿時につまづかないためには外観>カスタマイズにある設定群やダッシュボード内の設定群を事前にしっかり設定しておいた方が手戻りが少なくなります。
集中力が長く続かない方は一気に設定すると頭が沸騰してしまうかもしれません。
マニュアルが整備されているので小分けにして行うといいでしょう。
アフィリエイトができない(※)
収益を期待していないのであればアフィリエイトが出来なくても問題ありません。
ですが当ブログのように広告で収入を得たい場合はJIN:Rでアフィリエイトできると大変助かります(笑)
※2023.6月追記:ConoHA WINGでJIN:Rも割引価格で購入可能になりました。WINGパックとのセット利用で19,800円→18,800円
JIN利用者の場合、JIN:Rへアップグレード価格(14,800円)で購入可能。
JINとJIN:Rの共通点
JINとJIN:Rの共通点を見ていきます。
制作者が同じなのでテーマの雰囲気が近い
テーマ制作者が同じなのでデフォルト設定におけるデザインは似ています。
JIN使用者はJIN:Rに馴染みやすいと感じるでしょうし、逆もしかりです。
構造化データの設定画面がない
近年Googleが注目する構造化データの設定画面はありません。
自力で作成するかプラグインを利用すれば対応可能です。
JIN利用者による評判
JIN利用者に向けて「JINについてどう感じているのか」アンケートを取り、概ね以下の結果を得ました。
- 装飾ブロックが使いやすい
- レイアウトがしやすい
- 装飾ブロックの種類を増やしてほしい
- SEO対策できる範囲を増やしてほしい
参考元:【使用者求む】ワードプレステーマJINの使用感アンケート
JINはシンプルだからこそ使いやすい部分がありますね。
アンケートご協力ありがとうございました。
JIN:R利用者による評判
JIN:R利用者に向けて「JIN:Rについてどう感じているのか」アンケートを取り、概ね以下の結果を得ました。
- デザインが豊富
- SEO対策がしやすい
- 装飾ブロックが使いやすい
- パターン一覧が便利
- 価格を抑えてほしい
- アフィリエイトできるようにしてほしい
- パターンやデザインの種類を増やしてほしい
参考元:【使用者求】ワードプレステーマJIN:Rの使用感アンケート
便利な機能がJINよりも強化していると感じている方が多いようです。
アフィリエイトの件は私も同意です(笑)
アンケートご協力ありがとうございました。
JINに向いている人
JIN利用者に向いている人はワードプレス初心者、シンプルなテーマを求めている人です。
設定項目が少ない点が魅力ですので、自由度の高いJIN:Rを使いこなせる自信がない方はJINを検討してみてはいかがでしょうか。
JIN:Rに向いている人
JIN:R利用者に向いている人はワードプレス中級者、パターン一覧を利用して時短を目指したい人です。
自由に設定できる範囲がJINよりも広がった結果、設定する項目も増えているので操作慣れが必要といえます。
まとめ
- JINはシンプルな機能でとっつきやすい
- JIN:Rはパターンコードをコピペできたり装飾ブロックが豊富
制作者によればJINもJIN:Rも共にテーマの更新を続ける予定ですので、向いているテーマを利用してみてはいかがでしょうか。
個人的には装飾ブロックの豊富さ、便利なパターン一覧、制作者のJIN:Rへの意気込みを考えると、JIN:Rの利用をおすすめします。