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ワードプレステーマは有料・無料両方あるけれど、まずは無料から試したいと思う方はいませんか?
今回は無料テーマにもかかわらず、多くの機能をそろえた「コクーン」のデメリットをあえてお伝えします。
そしてどの点に注意するべきなのか、他に代案はないのかについて検証していきます。
当記事で話題にしているコクーンのバージョンは以下の通りです。
- Cocoonバージョン: 2.4.7
- Cocoon Childバージョン: 1.1.3
ワードプレステーマ「コクーン」のデメリット5選
無料テーマでありながら機能満載のコクーンのデメリットをあえて挙げてみます。
コクーンサンプルページを作成しました。詳細を知りたい方は以下のリンクで確認してみてください。
デザインがシンプルすぎる
シンプルを売りにしていることもあり、色遣いやアイコンを多少入れ替えただけではデザインの変化が少ない点が特徴です。
シンプルではなく派手さや優雅さを求めている人には向いていないかもしれません。
機能満載だが使いこなすには慣れが必要
機能を使いこなすには慣れが必要です。コクーンは囲み枠の中にさらにブロックを使用できる、いわゆるボックス型の種類が豊富です。
何しろ凝ろうと思えばとことんデザインを編集できるため、どれを使えばより効果的なのか戸惑う可能性があります。
アフィリエイトボタンの機能がない
コクーン設定内に広告やアフィリエイト設定自体はあるものの、アフィリエイトボタンを挿入したいのであれば、クラシックエディタで作業をしなければなりません。(ブロックエディタ未対応)
クラシックエディタに慣れていないと書き終えるのに時間がかかるでしょう。コードの意味が分からない人や時短を目指している人には悩む箇所です。
テンプレートがブロックエディタ未対応
テンプレートは繰り返し利用する文章や画像を登録する機能ですが編集画面はクラシックエディタで構成されているため、ブロックエディタに慣れている人には使いづらいと言えます。
ブロックエディタで手軽に使えた囲い枠などが使えず自分でデザインを行う必要があります。
時短を求める方やデザインセンスに不安な方は手を出しにくい部分です。
テーマ切替予定の場合切替作業が多い
コクーンから別のテーマに切り替える場合、コクーン独自のブロックが原因でレイアウトが崩れてしまいます。
またコクーンと似たようなレイアウトにしたい場合、自力でCSSのコードを考えなければなりません。
修正にはどうしても時間や人員が必要になるので、時短を目指している人はテーマの切り替えに悩む可能性があります。
ワードプレステーマ「コクーン」のメリット4選
使い勝手を利用者視点から考えてみます。
無料とは思えないほどの豊富な投稿機能
囲い枠、吹き出し、FAQ(要寄付)など、読者にとって視覚的に分かりやすいデザインを挿入できる点が魅力です。
文章ばかりだとページ離脱を招いてしまうため、必要不可欠な機能を無料で提供してくれる素晴らしいテーマだと思います。
Cocoon設定メニューを使いこなせばより効率的
投稿機能だけではなくテーマ全体の設定やレイアウト、広告の設定など一律で変更できる画面が「Cocoon設定メニュー」です。
設定できる項目がたくさんあるので迷うかもしれませんが、この部分で大方の設定が完了するため、画面遷移が少ない点が好印象です。
高速化が可能
高速化を目指すためにわざわざ追加プラグインをインストールする必要がありません。
設定は高速化したい項目にチェックを入れるだけなので、難しくない点が好まれるでしょう。
フォーラムが活発である
利用者やテーマ製作者とコクーンについて情報交換する場を無料公開しています。
コクーン利用者限定でサイトの宣伝も可能ですから、ファンやライバル同士モチベーションが高まります。
無料テーマより有料テーマが良い理由
無料テーマコクーンのメリットとデメリットを紹介しましたが、ここからは無料テーマより有料テーマをおすすめする理由をお伝えします。
有料テーマをおすすめしますが、無料テーマが劣っているというわけではありません。
ユーザーのニーズを的確に提供している
ユーザーの求めるニーズに対応している場合が多いのが有料テーマです。
例えばAFFINGERでは、記事をコピペされないよう、一つボタンを押せばコピペ不可にできます。
記事は財産という認識を、テーマ作成者も理解して制作しているんですね。
異常のように有料テーマは利用者目線で必要な機能と不要な機能を精査しているため、メリハリのついた内容になっています。
ブロック群再利用が可能
時間に余裕がなければ、毎回定型文を書きたくありません。
定型文やよく使う表現を1つのブロックとみなし、各記事毎に再利用できるかどうかは、リライトや記事投稿時に時短対策として助かる項目です。
アフィリエイトリンク挿入がしやすい
無料テーマに比べてアフィリエイトリンク挿入が容易と感じます。
例えばEmanonであればボタン挿入時にアフィリエイト用タグを挿入する欄を設けているので、視覚的に理解しやすいでしょう。
デザインが洗練されている
有料テーマ毎にそれぞれテーマのデザインが洗練されています。
例えばSWELLであれば、デフォルトのままでも品のあるシャープな印象を与えてくれるので、デザインに不安な方でも安心してご利用いただけます。
コクーンと有料テーマとの比較
各有料テーマとコクーンを比較してみました。
Emanon Premiumとの比較
コクーンをEmanon Premiumと比較してみましょう。
主なブロック | 吹き出し、囲い枠、スターレーティング、FAQ、ボタンなど |
ブロック再利用 | 記事内はどこでも挿入可能 |
アフリエイトリンクボタン | 広告設定画面のほか、記事毎に設定可能 |
CTA | CTA設定画面にて設定スクロール追従型と記事下方に固定表示可能。 記事内にも簡易的に挿入可能。 |
高速化 | ページ表示設定にて多数設定可能 |
訴求内容が明確な場合は広告挿入が容易なEmanon Premiumをおすすめします。記事内やウィジェットなどサイト内のさまざまな箇所へ表示が可能なのが魅力です。
Emanon Proでは投稿時にアフィリエイトに適したボタンやCTAを直接挿入可能です。デモページを作成したので詳細を確認したい方は以下のリンクを確認してください。
Emanonシリーズに関しては別途記事を用意しておりますので、是非ご覧ください。
SWELLとの比較
デフォルトのデザインが美しく、そのまま利用しても目を引くテーマです。もちろん広告設定などもしっかり設定できるので、さまざまなジャンルのブログに適していると言えます。
主なブロック | 段落デザイン多数、吹き出し、囲い枠、ステップ、FAQなど |
ブロック再利用 | 記事内に挿入可能 |
アフリエイトリンクボタン | SWELLボタンを利用して、記事内に挿入可能 |
CTA | ブログパーツを作成し、CTAウィジェット欄に挿入すると 記事下部に表示される |
高速化 | SWELL設定にて多数設定可能 |
SWELLのデモページを作成したので確認したい方はご覧ください。
SWELLについて詳しく知りたい方はクリックするとご覧いただけます。
SWELLに関するレビューをまとめましたのでよろしければご覧ください。
AFFINGERとの比較
記事投稿やリライトしやすさが売りのテーマ。時短を目指すなど、運営者のニーズを形にしているのがAFFINGERの魅力です。
主なブロック | 段落デザイン多数、吹き出し、ボタン、囲い枠など |
ブロック再利用 | 記事内に挿入可能 |
アフリエイトリンクボタン | カスタムボタンを利用して、記事内に挿入可能 |
CTA | CTAの項目は特に見当たらない マイブロックを作成しショートコードを発行した上で、 ウィジェット「広告スクロール」等にショートコードを挿入 |
高速化 | AFFINGER管理内その他の設定にて設定可能 |
AFFINGERのデモページを作成したので確認したい方はご覧ください。
AFFINGERについて詳しく知りたい方はクリックするとご覧いただけます。
AFFINGERのレビューがありますのでよろしければご覧ください。
JINとの比較
ポップな雰囲気のブロックが多いので、明るい雰囲気を出したいのであれば、もってこいのテーマです。
主なブロック | 段落デザイン多数、吹き出し、ボタン、囲い枠など |
ブロック再利用 | ブロック再利用は不可 |
アフリエイトリンクボタン | ボタンを利用して、記事内に挿入可能 |
CTA | CTAを登録すると、記事下部に表示される |
高速化 | カスタマイズ>その他の設定にて「fontawesomeを読み込まない」のチェックを外す すると外部から取り込んだデータを一部遮断するため高速化の効果を期待できる |
JINのデモページを作成したので確認したい方はご覧ください。
JINはレンタルサーバーConoHa WINGで契約すると割引価格で購入可能です。
まだレンタルサーバーを未契約の方はこの機会に是非検討してみてはいかがでしょうか。
テーマ「JIN」だけの詳細を見たい方は下のボタンをクリックしてください。
JINとJIN:Rに関する記事をまとめていますので、併せてご覧ください。
SANGOとの比較
デフォルトが柔らかい雰囲気のデザインなので、優しいイメージを表現したい方におすすめのテーマです。
主なブロック | 段落デザイン多数、吹き出し、ボタン、囲い枠など |
ブロック再利用 | コンテンツブロックで設定後記事内に挿入可能 |
アフリエイトリンクボタン | ボタンを利用して、記事内に挿入可能 |
CTA | CTAの機能なし ウィジェットにブロック挿入可能 コンテンツブロックを利用して広告を挿入しよう |
高速化 | 高速化に関する設定はなし |
SANGOのデモページを作成しましたので、確認したい方はご覧ください。
SANGOはレンタルサーバーConoHa WINGで契約すると割引価格で購入可能です。
まだレンタルサーバーを未契約の方はこの機会に是非検討してみてはいかがでしょうか。
テーマ「SANGO」だけの詳細を見たい方は下のボタンをクリックしてください。
SANGOに関する記事をまとめています。併せてご覧ください。
まとめ
コクーンは無料テーマながらも多機能なので、使いこなせれば無敵です。
反面、デザイン部分がシンプルであること、時短処理や広告挿入に関しては有料テーマに一歩劣ると言えるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。