多摩川ともこ

テーマ道ブログでは、WordPressに関するお得な情報を随時公開しています!

「WordPressで5ch(旧2ch)まとめサイトを作るために、どんなテーマが適しているんだろう?」と気になっていませんか?

今回はまとめサイトを制作する際にオススメのWordPressテーマをお伝えします!

まとめサイトは情報収集を求める読者の方にとって大切なものです。わざわざ訪問してもらったのであれば、快適に過ごしてほしいですよね?

今回は便利なツールも合わせて紹介するので、是非お試しください。

多摩川ともこ

まとめサイトに限らず、読者の方が快適に記事を閲覧できていると、制作者側も更新しやすいと嬉しいものです。

WordPressでのまとめサイト作り方

WordPressでまとめサイトを作るには以下の手順が必要です。
一つのミスが後の作業に影響するので、確実にこなしましょう。

レンタルサーバーと契約

WordPressを利用するにはネット上で公開する場所が必要です。場所を間借りするためにレンタルサーバーを借りてください。

レンタルサーバーは月払いもしくは年払いで契約します。大手レンタルサーバーでは長期契約すればするほど月額が安くなる傾向にあります。

過去にいくつかのレンタルサーバーと契約しWordPressを利用した経験から、今から初心者がレンタルサーバーを借りてWordPressを利用するのであれば以下のレンタルサーバーをおすすめします。

レンタルサーバー名プラン名月額最安値(※)マニュアルページ
ロリポップ!ハイスピード月額550円~マニュアル
さくらインターネットスタンダード月額425円~WordPressについて
初心者におすすめレンタルサーバー(※:36ヶ月契約の場合)

どちらのレンタルサーバーも月額が安価かつマニュアルが豊富な点がおすすめポイントです。

レンタルサーバーについて比較した記事がありますので、併せてご覧ください。

独自ドメインを取得

レンタルサーバー契約時に併せて取得できる場合が多いです。

レンタルサーバー契約時以外で取得するのであれば、お名前.comムームードメインなどのドメインサイトで取得し、サーバー上でドメイン設定をしてください。

レンタルサーバー契約及び独自ドメインの取得、ドメイン設定などが終わったら、WordPressをインストールへ進みましょう。

WordPressをインストール

エックスサーバーでWordPressを開始する手順1
エックスサーバーでWordPressを開始する手順1

一例として当ブログでも利用しているXserver(以下エックスサーバー)の管理画面をご紹介します。
エックスサーバーではサーバー契約管理ページにWordPressのメニュー(WordPress簡単インストールメニュー)があります。

WordPress簡単インストールメニュー内のWordPressインストールタブをクリックすれば、WordPressをインストールできます。

エックスサーバーでWordPressを開始する手順2
エックスサーバーでWordPressを開始する手順2

サイトURL、ブログ名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを記入の上、テーマはデフォルトを選択し、画面右下の確認画面へ進むをクリックします。

入力情報に問題がなければインストールするをクリックしてください。「WordPressのインストールが完了しました」と出ればインストールは完了です。

管理画面にログイン

エックスサーバーでWordPressを開始する手順3(管理者ログイン)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順3(管理者ログイン)
https://xxx.com/wp-admin/

ドメイン後、~/wp-admin/と続くのが管理画面URLです。ログイン情報はインストールした際に入力した情報を使用します。

WordPressテーマのインストール

エックスサーバーでWordPressを開始する手順4
エックスサーバーでWordPressを開始する手順4

WordPressテーマの構成は親テーマもしくは親テーマ+子テーマの2パターンです。子テーマとは親テーマを補完するためのデータ群です。

2パターンともインストールする画面は同じで、外観からテーマを選び、新規追加ボタンをクリックしてください。

エックスサーバーでWordPressを開始する手順5
エックスサーバーでWordPressを開始する手順5

テーマのアップロードボタンが表示されたら、画面中央にある「ファイルを選択」ボタンを押してインストールしたいテーマをファイルを選択してください。

SWELLの場合(子テーマあり)

エックスサーバーでWordPressを開始する手順6-SWELLの場合(子テーマあり)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順6-SWELLの場合(子テーマあり)

SWELLは子テーマのあるテーマの一つ。まずは親テーマをインストールします。テーマはzipデータですが解凍はしないてください。

エックスサーバーでWordPressを開始する手順7-SWELLの場合(子テーマあり)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順7-SWELLの場合(子テーマあり)

子テーマまでインストールしたら、子テーマを有効化します。SWELLの場合はこの後メールを認証する必要がありますが、今回は飛ばします。

STORK19の場合(子テーマ無)

エックスサーバーでWordPressを開始する手順6-STORK19の場合(子テーマ無)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順6-STORK19の場合(子テーマ無)

子テーマがないテーマの一つ、STORK19のテーマをインストールします。

SWELLの時と同じくテーマデータのzipファイルは解凍しないでください。STORK19は子テーマがないので、インストールが終了したらこのまま有効化をクリックします。

設定変更

テーマを反映したら次に行うことは設定の見直しです。ここでは最低限見直したい設定をご紹介します。

一般

エックスサーバーでWordPressを開始する手順8(設定変更)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順8(設定変更)

主な変更箇所はサイトのタイトル、キャッチフレーズ、WordPressアドレス(URL)、サイトアドレス(URL)、管理者メールアドレス、日付形式、時刻形式です。

上記の日付形式と時刻形式は当ブログの設定画面です。

パーマリンク

エックスサーバーでWordPressを開始する手順9(パーマリンク)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順9(パーマリンク)

パーマリンクは記事毎のURL最後尾を、英数字で設定できる部分です。SEOの観点から、投稿名へチェックを入れておくと、自分の意としたURLになります。

カテゴリー

エックスサーバーでWordPressを開始する手順10(カテゴリー)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順10(カテゴリー)

名前欄とスラッグ欄を入力します。名前はカテゴリー名、スラッグはカテゴリーページのURL最後尾の英数字となります。

例えばカテゴリーがレビューの場合、reviewのように名前とリンクしたスラッグにすると読者が迷わずに済みます。

最初から大量に作るのではなく、2~3個程度で大丈夫です。

プライバシーポリシー

固定ページに下書きとしてプライバシーポリシーがありますので、必要があれば修正の上、公開してください。

サイト内で物販やアフィリエイトを行う場合は、プライバシーポリシーを作成しておくと、読者にとってサイトに対する判断基準の一つになります。

レイアウト

エックスサーバーでWordPressを開始する手順11(レイアウト)
エックスサーバーでWordPressを開始する手順11(レイアウト)

ブログのレイアウト変更は主に外観>カスタマイズで変更するテーマが多いです。

カラー設定やブログのレイアウト(1カラム、2カラムなど)を変更したい場合はカスタマイズページで行い、最後に忘れず公開ボタンをクリックし変更を反映してください。

まとめツールで5ch(旧2ch)まとめを作成

ここからは5ch(旧2ch)のまとめ記事作成へ進みます。

以下は実際運営中のまとめブログです。

https://usefultheme.xyz/demo-theme01/

まとめブログを運営する場合、5ch運営者の指示に従って指定の広告スペースを設ける必要があることがわかります。

元ネタを掲示板一覧から探す

5ch(旧2ch)の掲示板スレッドURLを取得するにはトップページから掲示板一覧へ移動し、求めているジャンルの掲示板へ進みます。

今回は芸スポ速報+をクリックしました。

掲示板リンクを取得1
掲示板リンクを取得1

掲示板一覧のページから気になる話題が書かれているスレッドへ進みます。

掲示板リンクを取得2
掲示板リンクを取得2

掲示板一覧からカテゴリを選択後のページは50レス目まで表示する簡易版のスレッドなので、正しいURLを取得してください。

正しいURLを取得するには、気になるスレッドの下部に表示されている「全部読む」をクリックしてください。

掲示板リンクを取得3
掲示板リンクを取得3

スレッド全体が表示されたのでURLをコピーしましょう。

まとめツールでリンクを入力

まとめツールに掲示板URLを入力する欄があるので先ほどコピーしたURLを貼り付けてください。その後内容を取得ボタンを押せばスレッドのコメントを一式取得できます。

まとめすくでdatファイルを取得
まとめすくでdatファイルを取得

まとめツールはいくつかありますが、無料で使える「まとめくす」をおすすめします。

まとめすくを使用してみた感想は「最初は設定が多く億劫に感じてしまうものの、更新頻度を上げるなら必需品」です。

逐一掲示板内のコメントを選択してコピー&ペースト、レイアウト修正となると莫大な時間がかかってしまうのでおすすめしません。

リンク先は試しに手動で作成した記事とまとめくすを使用して作成した記事です。手動の記事は作成に時間がかかり、一苦労です。反対にまとめくすを使用した記事は30分もかからず作成できました。

まとめくすではツール作成ページで文字の色や大きさなど、最低限の装飾設定が可能です。凝ったデザインにしたければ自分自身のブログでCSSを調整してください。

必要なコメントを抽出したらHTML出力

まとめすくでコードを取得
まとめすくでコードを取得

コメント(以降レスと表記)に番号が振られており、番号の左にチェック欄があるので必要なレスにチェックを入れるとチェックをした分だけ抽出されます。

チェックが面倒くさい場合はレス間の指定が可能です。

投稿ページでカスタムHTMLにて挿入(ブロックエディタの場合)

カスタムHTMLの空欄にコードをペースト
カスタムHTMLの空欄にコードをペースト

ポップアップで表示されたHTMLをコピーしたら、投稿したいブログの投稿画面でカスタムHTMLのブロックを挿入します。

そしてカスタムHTMLの空欄に先ほどコピーしたHTMLタグをペーストすれば完了です。HTMLタグなのでクラシックエディタのテーマでもコピー&ペーストで使用できます。

注意点

まとめツールを利用する場合、特に以下の点に注意してください。

5ch管理人に連絡を入れる

記事を数記事完成したら、5ch管理人に連絡を入れましょう。

連絡フォームは「5chに関連するコンテンツ運営者の皆さまへ」にありますので、必要事項を記入の上送信してください。

数日後「広告コードのご案内」というメールが届くので、内容に従って設定変更します。

サイトの設定変更

【ads.txtまとめ】というデータがメールに添付しているのでそれをダウンロードし、データ名を「ads.txt」に変更してください。

サーバーの指定箇所へads.txtをアップロードしましょう。なおアップロード先はレンタルサーバーによって異なります

WordPress内の設定変更

指定のコードは5ch専用の広告コードです。この広告コードをサイトの見やすい所(記事上部等)に置く必要があります。

当ブログが運営しているまとめサイト「映画の虫」では、カスタムHTMLを用いて記事上とサイドバーに表示しています。以下は広告の設置例です。

広告設置例
多摩川ともこ

お疲れ様でした。基本的な設定はここまでで終わりです!
残りの設定はご自身が必要だと思ったら行ってください。

広告設定

記事の内容に関連した商品を広告設定する方法として、Googleアドセンスがあります。Googleアドセンスは掲載許可が下りるまでやや時間と手間がかかります。

そこで比較的簡単に掲載可能な広告である「楽天アフィリエイト」を例に広告設定を確認していきましょう。

楽天アフィリエイトに登録する

楽天アフィリエイトは無料手登録可能。同時に楽天会員になります。楽天アフィリエイトに登録したらログインをしてください。

サイトの登録

楽天アフィリエイト(広告設定-サイトの登録1)
楽天アフィリエイト(広告設定-サイトの登録1)

楽天アフィリエイトはサイトを登録しないと利用できないのでサイト情報を登録しましょう。

楽天アフィリエイト(広告設定-サイトの登録2)
楽天アフィリエイト(広告設定-サイトの登録2)

ちゃんと登録されたかどうか確認をしておきましょう。

計測IDの登録

楽天アフィリエイト(広告設定-計測IDの登録)
楽天アフィリエイト(広告設定-計測IDの登録)

複数サイトを運営されている方であれば、サイトごとにIDを割り振ることでアフィリエイトの結果をID毎に計測する機能です。

複数サイトを運営する時に便利ですので、可能な限り最初に登録しておくことをおすすめします。

商品を検索

楽天アフィリエイト(広告設定-商品を検索)
楽天アフィリエイト(広告設定-商品を検索)

あなたのブログのジャンルに合わせて紹介したい商品を検索してください。今回はファッション系のブログを想定しているので、バッグを検索します。

カスタマイズする

楽天アフィリエイト(広告設定-カスタマイズ)
楽天アフィリエイト(広告設定-カスタマイズ)

商品画像や商品名をどのようにレイアウトするかをここで確定します。適宜更新してください。

コード群(ソース)をコピー

楽天アフィリエイト(広告設定-コードをコピー)
楽天アフィリエイト(広告設定-コードをコピー)

画面を下にスクロールするとずらっとコードが書かれている欄が見えます。このコード群をコピーしてください。

カスタマイズHTMLでコードをペースト

楽天アフィリエイト(広告設定-コードをペースト)
楽天アフィリエイト(広告設定-コードをペースト)

先ほどコピーしたコード群を利用して広告を記事に掲載しましょう。WordPressに戻りダッシュボード内の投稿から新規追加を選択。ブロック挿入でカスタマイズHTMLをクリックしてください。

楽天アフィリエイト(広告設定-記事に反映)
楽天アフィリエイト(広告設定-記事に反映)

空欄が表示されたら、空欄の中に先ほどコピーしたコード群をペーストします。保存してプレビューで確認すると広告が表示しているのが確認できます。

アマゾンアソシエイトなども楽天アフィリエイトと似たような操作で作業を完結することが可能です。承認出来たら試してみてくださいね。

まとめサイトに求める3つの要素

記事作成にあたり、まとめサイトへ求めている要素について20名の方にアンケートを実施しました。

まとめサイトに求める情報
まとめサイトに求める情報

アンケート結果から判明したのは、全体の約半数以上の方が「わかりやすさ」「速度」「デザイン」を求めている点です。

わかりやすさは記事の内容を正しく分かりやすく説明する、すばやさは表示速度の向上を目指す、デザインはテーマが持つデザイン性です。

以上の結果は、まとめサイトでも通常のブログでも求められる要素であり、SEO施策がしっかり施されたテーマが有効であると示しています。

多摩川ともこ

我々ブロガーは読者あってこその存在なのです。

その他で頂いた回答のまとめは以下の通りです。

  • 情報の正確さや質
  • 知りたい情報が簡潔にまとまっているかどうか
  • その分野に関するコアな部分、業界に忖度せず長所と短所や実態が把握できる
  • サイト内の内部構造をシンプルにする(リンクが多く求める内容に辿り着きにくい)
  • 過去に閉じたスレや内容を閲覧できるようにしてほしい
  • 記事のジャンルとランキングが分かりやすく表示しているか
  • 商品購入検討時にまとめサイトを利用するため、大手ECサイトへのリンクが欲しい

情報の正しさや質だけではなく誰にも忖度のない率直な意見を求められています。

よく読まれる記事やECサイトへのリンクなど、修正しやすい指摘もありました。

まとめサイト作成におすすめな有料WordPressテーマ

まとめサイトへのニーズを把握したところで、本項ではまとめサイト作成におすすめの有料WordPressテーマをお伝えします。

結論:カスタムHTML使用時にレイアウトが崩れないテーマであればどのテーマでもOK!

理由:5ch(旧2ch)の掲示板スレッドをまとめる方法として無料ツールを使用します。スレッド内のコメントはHTMLへ自動作成するため文字起こしが不要です。

ツール使用者が挿入したい掲示板のコメントにチェックを入れ、最低限のデザイン設定(文字装飾)が可能です。

凝ったデザインにしたければ自分のブログでCSSを編集してください。2chの雰囲気を残したい方はデザインの変更をせず、文字装飾の設定を見直すだけで問題ありません。

以下サンプルページではまとめツール「まとめくす」を使用しています。サンプルページの内容はすべて同じですので、テーマ使用時への参考にしてください。

AFFINGER

アフィリエイターのためのテーマというだけあり、無駄のない作りで安定しています。

AFFINGERに関する記事がありますので、併せてご覧ください。

SWELL

どのジャンルでも使い勝手の良いSWELLはまとめサイトに使用しても違和感がありません。

私が運営中のまとめサイト「映画の虫」は、SWELLを利用していますので是非参考にしてみてください。

SWELLに関する記事をまとめましたのでよろしければご覧ください。

Diver

落ち着いた雰囲気のあるDIVERを使用すると、読者は安心感を得られます。

JIN

JINのテーマはデフォルトのデザインであっても濃い青を基調としているため、お堅くはないけれど落ち着いて記事を読める点がまとめサイトに向いていると感じました。

JINは2022年にさらなる進化を遂げたJIN:Rというテーマを発表しました。

JINとJIN:Rの解説を別途記事にしていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

Emanonシリーズ

事業者向けのテーマですが、シンプルなデザインのためどのジャンルのまとめでも読みやすいのが良い点です。

Emanonシリーズについては詳しく検証した記事を別途用意しておりますので、興味のある方は参考にしてみてください。

まとめ

  • まとめサイトに求める3要素は「分かりやすさ」「すばやさ」「デザイン」
  • まとめサイトであっても読者目線の仕様(SEO施策)を施す
  • まとめサイト投稿時はまとめツールを使用すると時短になる

近年まとめサイトだけでは収益が難しいとされていますが、それでも読者は情報把握のためにまとめサイトをしばしば利用するものです。

読者が心地よく利用できるようサイト管理者は努めなければならないと思います。