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ワードプレスは更新情報があれば都度修正される記事や滅多に修正しない固定ページに加え、ペラサイトを作成できます。
今回はペラサイト作成に適したワードプレステーマの選び方を、デモページや表を用いてお伝えします。
「ペラサイトはどうやって作成するのかな?」「どのワードプレステーマを使用すればいいか迷う」とお悩みの方へ参考になれば幸いです。
ペラサイトに良いワードプレステーマ3つの特徴
ペラサイト作成において必要な条件や設定、便利な特徴をお伝えします。
結論からいうと、世の中に出回っている評判のいいワードプレステーマであれば、ペラサイト作成に適しています。
ペラサイトは上から下へ情報が流れるといういたってシンプルな構造であり、大きく差が出にくいからです。
レスポンシブ対応可能
昨今はスマートフォンからのインターネット閲覧率が増加しているため、テーマがスマートフォンの閲覧に適したレスポンシブ対応が必須条件です。
スマートフォンに向いているレイアウトは1カラム。1カラムはスマートフォンの構造上、画面上部から下部へ情報が続きます。
1カラムは構造がシンプルで、左右上下にメニューが表示されません。
カラムとは、表における列(縦)を意味します。
ワードプレスにおいてはレイアウトの種類を示すもので、当ブログは2カラム(右にサイドメニュー)です。
2カラムの他にプロフィールサイト等で使用される1カラム、記事が多いサイトでは3カラム以上のレイアウトを使用する場合もあります。
ただし、レイアウト崩れに注意が必要です。
あなたもネットサーフィン中、レイアウトが崩れていて文章や文字が読みにくいといった体験をしたことはありませんか?
多くの場合、サイトのレイアウト設定(CSSなど)に原因がありますが、ごくまれにブラウザの仕様上の問題の場合もあります。
レイアウト崩れは読者は慣れを引き起こす要因になるため、サイト運営者は気を付けなければなりません。
文字装飾が豊富にある
ペラサイトといっても、作業内容は通常の記事投稿と同じです。文字装飾に力を注ぎ、読者の目を引くレイアウトを構築しましょう。
ペラサイトと記事投稿で違いあるとすれば、通常の記事ではあまりなじみのないボックスを使用すると良いでしょう。
例えばQ&Aやランキング、STEP図は、一般的な記事で毎回使用されるようなブロックではありません。
代わりにペラサイトのような成約を勝ち取りたいページでは、読者の関心を寄せるには役に立つ機能といえます。
SEO設定可能
ペラサイトにおいて重要なポイントの一つに、ページごとにmeta description(メタディスクリプション)やmeta keyword(メタキーワード)が設定可能かどうかが挙げられます。
ペラサイトは一般的な記事とは違い、ページビュー数UPを目指す必要はありません。
大手検索サイトから正確に情報を得てもらわないと、成約に結び付く顧客が得られないからです。
メタディスクリプションとメタキーワードはどちらもSEO設定項目の一つです。
内容を正しく網羅して設定すればGoogleから信頼され、検索結果に反映されます。
メタディスクリプション:検索結果の際、説明文として表示される文章で、約120文字前後の場合が多いです。
メタキーワード:ページを象徴するキーワードを伝えるために設定します。
2022年現在、メタキーワードは大手検索サイトからは検証対象外のため設定できなくても特段問題はありません。
ペラサイトを作成しやすいワードプレステーマ5選
先述した特徴を持つワードプレステーマのうち、有料テーマを5選ご紹介します。
使い慣れているテーマで試してみて、どうもしっくりこないと感じたら新しいテーマを検討してみると良いですよ!
ペラサイトは無料テーマでも作成が可能です。
しかし設定可能な範囲や文字装飾もバリエーションが有料テーマに比べると少ない場合が多いため、当ブログでは有料テーマをおすすめしています。
AFFINGER
編集方法 | 固定ページでカラムの変更が必要(1カラムに変更を選択) |
SEO設定 | titleタグ、メタキーワード、メタディスクリプションの変更可能 |
特徴 | 記事ごとにアイキャッチを設定可能、ヘッダー非表示可能 |
デモページ | AFFINGERで作成したペラサイトデモページ |
チェック取り外しだけで設定完了する項目が多く、作業しやすいテーマだと感じました。
普段使用しているテーマはふきだしを挿入する度に設定が可能なので、AFFGINERでは事前に設定しておく必要があるのがネックです。
AFFINGERに関する記事がありますので、よろしければご覧ください。
SWELL
編集方法 | ダッシュボードメニューからLPを選択 |
SEO設定 | LP編集画面でメタキーワード、メタディスクリプションの設定は不可 |
特徴 | ヘッダー・フッター、アイキャッチ、タイトルの表示可否設定が簡単 |
デモページ | SWELLで作成したペラサイトデモページ |
設定方法がチェックオンオフなので設定しやすさを評価します。
SWELLのデフォルトレイアウト自体が完成された高レベルな作りなので、編集者が作りこまなくてもそれなりに形となる点が良いですね。
注意点として、検索意図を明確にするために必要なメタキーワードやメタディスクリプションの設定はありません。
ですが心配いりません。SWELL同制作者のプラグイン「SEO SIMPLE PACK 」を導入すれば、記事毎にメタディスクリプションを設定できます。
SEO SIMPLE PACKはとても軽快でシンプルなプラグインなので、SWELL以外のテーマでも活用可能です。
SWELLに関する記事がありますので、よろしければご覧ください。
Diver
編集方法 | ダッシュボードメニューからLPを選択 |
SEO設定 | LP編集画面でメタディスクリプションの設定は可能、メタキーワードの設定は不可 |
特徴 | LPページのレイアウト(CSS設定)がある程度自由にできる |
デモページ | Diverで作成したペラサイトデモページ |
ファーストビュー(画面上部の画像)にリンクを設定できるので、クリック率を上げ成約へ結びつきやすさがあります。
DiverのLPはheadタグに個別で追加できるので、HTMLやCSS、JavaScriptを扱える人はさらに独自のデザインを極めてみると良いでしょう。
WordPress入門者の方へは後述するJINをおすすめします。
JIN
編集方法 | 固定ページから新規作成後、テンプレートをLPに設定 |
SEO設定 | title、メタディスクリプション、メタキーワード、ハッシュタグを設定可能 |
特徴 | 視覚的に分かりやすい文字装飾ブロックが多いので初心者にも向いている |
デモページ | JINで作成したペラサイトデモページ |
ページが華やかになりやすく豊富な文字装飾ブロックが集約されています。
自分でカスタマイズするよりも既存のレイアウトを使い倒したい方やWordPress初心者にオススメです。
使いやすく人気がある反面、読者によっては「このレイアウトはどこかで見かけたデザインだな」と感じてしまうかもしれません。
レンタルサーバーConoHA WINGでは割引価格でJINを購入できます。
JINに関しては別途詳細な記事を用意しております。興味のある方はご覧ください。
Emanon Pro
編集方法 | 固定ページから新規作成後、テンプレートをランディングページ(リード)に設定 |
SEO設定 | メタディスクリプションを設定可能 |
特徴 | 投稿記事と同じくサブタイトルを作成できるので、補足事項があれば利用しよう |
デモページ | ランディングページテスト-Emanon Pro- |
事業者向けのテーマですがシンプルで操作しやすい面を評価しました。
デザインはやや落ち着いている雰囲気なので、派手やかでダイナミックなデザインにしたい場合は他のテーマと比較した上での利用をおすすめします。
Emanon proについては別途詳しくレビューしていますので、よろしければご覧ください。
ペラサイト作成方法
テーマによって固定ページから行うか否かに違いがあります。
固定ページから作成する
固定ページから作成するテーマは次の3つです。
- AFFINGER
- JIN
- Emanon Pro
画像はAFFINGERを例にしています。
固定ページを新規作成後、カラム変更で1カラムに変更するをクリックすれば1カラムでレイアウトされます。
※テンプレートにはペラサイト向けの物は見当たりませんでした。
LPメニューから作成する
今回ご紹介した中でダッシュボードにLPメニューがあるテーマは以下の通りです。
- SWELL
- Diver
画像はDiverを例に取り挙げています。
LPメニューで新規追加へ進み、組み込まれているレイアウトで作業を行います。
特に設定しなくても元から1カラムになっている場合が多いため、レイアウトを気にせず記事投稿に集中できます。
テーマの選定基準としては、初心者や手軽にペラサイトを量産したい方はJIN、本格的にペラサイトを作成したいならAFFINGERをおすすめします。
補足:ペラサイトとは
明確に定義されていませんが、ペラサイトは1ページで内容が完結しているものを指します。
アフィリエイトブログにおけるペラサイトとは、商品の魅力や注意事項をしっかり伝えた上で成約に結び付けるための誘導ページです。
ただ売り込めばいいというわけではなく、読者の不安を解決した上で成約へ進まないと納得しないまま購入してしまい、かえって読者へ不満を抱えてしまう恐れがあります。
まとめ
ペラサイトは1カラムの場合が多く、ページレイアウトで独自性を出すのは難しいかもしれません。
その代わり文字装飾をふんだんに使用し、読者の悩みを少しでも解決できれば意味のあるペラサイトとなります。
記事を読んで「私もペラサイト作ってみたい!」と感じていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。