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自分の実績を表現するための「ポートフォリオ」をどうやって作ろうかとお悩みの方はいませんか?
今回は、初心者でもわかりやすいポートフォリオ向けテーマの見分け方をお伝えします。
この記事を参考にして、ぜひあなただけのポートフォリオを完成させてくださいね。
主張したい内容により方向性が変わる
自分の実績を見るといっても俳優やエンジニア、写真家など立場によって見せたいものは異なります。
例えば、写真家なら実力を公表するために自信作を推したいですし、エンジニアならば自作したサービスや携わった業務を公表し、有益性を示そうとします。
ただし忘れてはならないのは、立場によって主張するべき内容が異なるものの、読者が知りたい情報を一発で分かるようにレイアウトを工夫しましょう。
ポートフォリオ向けテーマを選ぶ時のポイント
それでは、ポートフォリオ向けのテーマを選ぶとなった時に失敗しなくて済むポイントをご紹介します。
テーマ独自のインパクトがありすぎると使いにくい
ポートフォリオの主役はあくまでも本人の実績なので、実績とは関係のない余計な情報は非表示にしましょう。
例えばサイトのデザインや広告、余計な外部リンクは、読者のページ離れを起こす原因になります。
ワンパターンなテーマになりやすい
ポートフォリオ向けのワードプレステーマは、どのレイアウトでも写真を羅列した似たり寄ったりなレイアウトになりやすいと言われています。
現物の写真アルバムと同じ構成なので、写真を見せるためだけの機能が目立つ結果、似たり寄ったりのレイアウトになりやすいのです。
写真を前面に表現したい場合、ただ画像を貼り付けるのではなく、読者が知りたい情報も付加することで読者は慣れを少なくできます。
イメージ優先だけでなく解説も入れ、読者の疑問に答えるレイアウト作りを目指しましょう。
文字装飾用のブロックは未対応のテーマが多い
通常のSEO対策用のテーマと異なり、ポートフォリオ向けのテーマは構造がシンプルなので、文字装飾用のブロックは同梱されていないケースが見受けられます。
よってマーカーなどの機能が欲しい場合は、追加プラグインなどで対応してください。
ポートフォリオ向けテーマは見た目重視のテーマと割り切りましょう。
おすすめなポートフォリオ向けワードプレステーマ
ポートフォリオ向けのテーマに無料のテーマが多いのは、シンプルなレイアウトなので作り手にとっても量産しやすい側面があります。
今回は4つの無料テーマと、1つだけ有料テーマを検証してみました。ポートフォリオ作成時の参考になれば幸いです。
Fukasawa(無料)
ウィジェット配置箇所数 | 左サイドバーに1つ、複数挿入可能 |
サイドバー | 左(固定) |
特徴 | 記事投稿時にスライドショーを作成可 |
デモページ | Fukasawaデモページ |
ダウンロードサイト | Fukasawa | WordPress.org 日本語 |
Fukasawaでは、通常ブログのような記事や画像を複数表示できるスライドショーが使用できます。
デザインは特別凝っていないのでシンプルイズベストが好きな方にピッタリです。
Gridzone(無料)
ウィジェット配置箇所数 | 右サイドバーに1つ、複数挿入可能 |
サイドバー | 右(固定) |
特徴 | ミニブログのようなシンプルな作り |
デモページ | Gridzonデモページ |
ダウンロードページ | Gridzone | WordPress.org 日本語 |
Fukasawaよりも柔らかい雰囲気のデザインで構成されています。ふわっとしているので落ち着いたイメージを与えてくれるでしょう。
サイドバーは表示されませんが、左上に検索ボックスが表示されるレイアウトになっています。
サンプルページには表示していませんが、右サイドバーを使用できます。右サイドバーにウィジェットを複数挿入可能なので、一般的な個人ブログとしても使用できます。
Noto(無料)
ウィジェット配置箇所数 | 0 |
サイドバー | – |
特徴 | ポップなレイアウト。レイアウト縛りあり。 |
デモページ | Notoデモページ |
ダウンロードページ | Noto | WordPress.org 日本語 |
レイアウトがポップなので、明るい雰囲気のポートフォリオにしたい場合にピッタリです。
文字装飾やスライドショー、自由に配置可能なウィジェットではないため、中身で勝負となります。
Miyazaki(無料)
ウィジェット配置箇所数 | フッターに3つ |
サイドバー | フッター |
特徴 | フッターにウィジェット挿入可能。紹介ページ等にも有効。 |
デモページ | Miyazakiデモページ |
ダウンロードページ | Miyazaki | WordPress.org 日本語 |
インパクトに残りやすい、大きい文字に惹かれるテーマです。
自由に配置できるウィジェットはフッターに3つあるので、メニューやお問い合わせ先を追加できます。
Remember Minimal WPシリーズ(有料)
ウィジェット配置箇所数 | フッターに3つ |
サイドバー | フッター |
特徴 | フッターにウィジェット挿入可能。紹介ページ等にも有効。 |
デモページ | RememberデモページTOP |
ダウンロードページ | Minimal WP |
ポートフォリオ向けの日本語向けテーマはあまり数が多くありませんが、そのうちの1つをお伝えします。
Minimal WPシリーズにはいくつかポートフォリオ向けのテーマがあり、そのうちの1つであるRememberはミニマムな構造でありつつもシンプルで嫌味のないレイアウトになっています。
使用しているロゴは150px × 150pxで作成しました。ロゴをクリックするとトップページに遷移するので、インパクトのあるロゴを作成すると目立っていいでしょう。
あえてSEO向けテーマでポートフォリオを作るなら
ポートフォリオサイトのコツは、デザインが強調されないようなシックな雰囲気のテーマを選ぶこと。
当ブログのおすすめはEmanonシリーズです。
やや事業主向けのテーマではありますがデザインが強調されていないので、中身をしっかり伝えられ濃いファンを得やすいでしょう。
文字装飾にこだわる必要はないので、Emanon Proで十分だと思います。もし必要になれば追加プラグイン(有料)を後日購入すれば問題ありません。
Emanonシリーズについては、別記事で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ
ポートフォリオ向けのテーマは、ただ投稿するだけではテーマの味を引き出せない場合が多いです。
中身は勿論のこと、メニューやウィジェットをしっかり設定した上で貴方の魅力を引き出してくださいね。