多摩川ともこ

テーマ道ブログでは、WordPressに関するお得な情報を随時公開しています!

雑記ブログをWordPressで制作したい方に向けて、今回は雑記ブログに向いているテーマや雑記ブログの始め方をご紹介します。

この記事を読めば初心者の方でも雑記ブログを始められますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

雑記ブログには向いていないWordPressテーマの特徴

雑記ブログには向いていないワードプレステーマの特徴

WordPressはインストール後、通常はデフォルトテーマが有効化されています。テーマとは読者が読みやすいように運営側がレイアウトやデザインが設定できるデータ群です。

デフォルトテーマは日本人初心者向けのテーマとはいえません。そのまま使用しても問題はありませんが、より日本人向けの日本語版WordPressテーマの利用をおすすめします。

最初は日本語向けWordPressテーマの中でも可能な限りけた方がよいテーマの特徴をお伝えします。

数年間テーマの更新無し

目安として3年くらい更新履歴が見当たらないテーマは利用しない方が無難です。理由はリスク回避のため。

WordPressは不具合解消やセキュリティ向上のため定期的にアップデートを繰り返し、多くのWordPressテーマはWordPressのアップデートに合わせてアップデートしています。

テーマの更新がないということは、最新の機能やセキュリティに対応していないテーマと言い換えられるのです。安心してサイトを利用できないとあれば、ブログ運営者だけではなく読者にも不安になります。

更新履歴は確認テーマサイトのお知らせなどに記載されているので、気になるテーマは購入前にアップデート情報の確認をおすすめします。

装飾ブロックの種類が少ない

WordPressのブログでよく見かけるフレーム入りの文章や吹き出しなどはブロックと呼ばれています。

てすと

これは吹き出しです

フレーム入りの文章例です

各テーマによって取り扱うブロックは異なりますが、ブロックの種類が収録されていないとインパクトに欠けた記事が仕上がります。

「ブログ記事はただ文があればいい」と断固決めているのであればブロックの種類は気にしなくても良いでしょう。しかし記事装飾にも力を入れたい方は、装飾ブロックの種類に注目してください。

複数サイトで使い回しができない

雑記ブログを運営していくうちに、ジャンルごとに切り分けたくなる時が来るかもしれません。その時はブログを複数に分ける作業が必要です。

多くのWordPressテーマは、購入者に限り自分が運営する複数サイトでの利用を認めていますが、まれに同じ購入者が所有するサイトであっても、複数サイト利用不可のテーマがあります。
こういったミスマッチを防ぐには、購入前によく利用条件を確認しましょう

雑記ブログにおすすめのWordPressテーマ

雑記ブログにおすすめのワードプレステーマ

随時更新している」「装飾ブロックの種類が豊富」「設定が複雑ではない」3つの条件をクリアしているメジャーなテーマをご紹介します。
どのテーマであっても読者が読みやすいブログを作成できますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(サンプルページはすべて多摩川ともこが作成したものです)

Emanon Business

随時更新しているWordPressテーマ Emanon Business 更新履歴
装飾ブロックの種類が豊富25種類
※Emanon Blocksを利用した場合
設定が複雑ではない無料閲覧可能なマニュアルあり:WordPressテーマ Emanonの設定
カラースキンあり:カラー7種
カスタマイズ>全般設定>色で設定可能
サンプルページEmanon Business サンプルページ
Emanon Business(2023/10/3時点の情報)

Emanon BusinessはメタディスクリプションやSNS関係の設定がテーマに盛り込まれているので、SEO対策に関して機能不足をプラグインで補う必要がありません
またEmanonブロックという装飾ブロックも同封されているので、記事編集時に機能不足と感じることは少ないでしょう。

Emanon Businessについて詳しい記事を用意していますので、興味のある方はご覧ください。

SANGO

随時更新しているSANGOのテーマ更新情報
装飾ブロックの種類が豊富28種類
設定が複雑ではない無料閲覧可能なマニュアルあり:カスタマイズガイド
サンプルページワードプレステーマ「SANGO」デモページ1
SANGO(2023/10/3時点の情報)

柔らかで優しい雰囲気を与えてくれるデザイン。男女問わず人気のあるテーマです。装飾ブロックが豊富なので、工夫のしがいがあります。
工夫のしがいがありすぎて、若干慣れるまでに時間はかかるかもしれません。

WordPressテーマSANGOはレンタルサーバーConoHA WINGと同時契約すると割引で購入できます。

ConoHA WING以外のサーバー等でSANGOを利用したい方はBOOTHで購入する形となります。

SANGOについては別途詳細な記事がございます。興味のある方はご覧ください。

JIN

随時更新しているWordPressテーマ「JIN」のアップデート情報
装飾ブロックの種類が豊富11種類
設定が複雑ではない無料閲覧可能なマニュアルあり:
WordPressテーマ「JIN」の設定マニュアル
サンプルページワードプレステーマ「JIN」デモページ
JIN(2023/10/3時点の情報)

JINの特徴はいくつかありますが、実際動かして感じたJINの特徴は、ランキング記事を作成しやすい点です。
装飾ブロックにランキング作成があるのでいくつかの商品を比較するのに向いています。

JINに関しては別途記事を用意しております。興味のある方はご覧ください。

SWELL

随時更新しているアップデート情報
装飾ブロックの種類が豊富22種類
設定が複雑ではない無料閲覧可能なマニュアルあり:
SWELLの設定マニュアル
サンプルページワードプレステーマ「SWELL」デモページ
SWELL(2023/10/3時点の情報)

利用者も多く人気の高いテーマなだけあり難しい設定は少なく、装飾ブロック数も豊富なのですぐに使い慣れると思われます。
デフォルト設定のままだと記事毎にmetaタグを挿入できないので、プラグインで対応してください。

しかし心配ありません。SWELL同制作者の無料プラグイン「SEO SIMPLE PACK」を使えば記事毎にmetaタグを挿入できます。

SWELLのレビュー記事を作成しました。よろしければ併せてご覧ください。

AFFINGER

随時更新しているアップデート情報一覧
装飾ブロックの種類が豊富12種類
設定が複雑ではない無料閲覧可能なマニュアルなし
サンプルページワードプレステーマ「AFFINGER6」デモページ
AFFINGER(2022/11/1時点の情報)

装飾ブロック数そのものは少ないものの、文字を打つだけでもさまざまな装飾に変更できるテーマです。

ライバルサイトに下手にまねされないようコピペ防止の機能がついていたり、記事毎にヘッダーの表示を変更できたり、リダイレクト設定ができたりと痒いところに手の届く設定が可能。
アフィリエイターに人気のテーマです。

AFFINGERに関する記事がありますので、併せてご覧ください。

Emanon Premium

随時更新しているWordPressテーマ Emanon Premium 更新履歴
装飾ブロックの種類が豊富24種類
設定が複雑ではない無料閲覧可能なマニュアルあり:
Emanon Premium設定手順
サンプルページ当ブログ
Emanon Premium(2023/10/3時点の情報)

Emanon Premium用の子テーマおよびプラグインがセットになっているテーマです。Emanon Business以上に事業主向けのテーマで収益をより強化したい方におすすめ。
SEO対策は施されているため、必要以上にプラグインに頼らなくていい点が魅力です。

多摩川ともこ

ちなみに当ブログはEmanon Premiumを利用しています。

Emanon BusinessとEmanon Premiumの違いについてまとめた記事を別途用意していますので、是非参考にしてみてください。

雑記ブログをWordPressで行うメリット

雑記ブログをワードプレスで行うメリット

雑記ブログをWordPressで行うメリットを3点に絞ってお伝えします。

時事ネタや興味のあるネタを扱うから書きやすい

雑記ブログはテーマを決めずに自由に書けるため、トレンドに合わせた記事が書きやすい傾向にあります。
一つのテーマに特化していると、話題であってもテーマとかけ離れているためすぐには対応できません。

広告を無制限に表示できる

記事毎に広告のジャンルを変更できます。
例えば今日はある家電製品のレビュー、次の日は電子書籍のレビューを書いた場合、紹介したい広告を記事毎に振り分けられます

特化ブログの場合ジャンルがかけ離れていると、記事毎に広告のジャンルを一定の範囲内に収めなければ読者のニーズを満たせず、結果的に記事へたどり着かない可能性があります。

SEO対策しやすいので検索からの読者を呼び込める

WordPressでは検索サイトに正しく認識してもらえるようにSEO対策がテーマにあらかじめ設定されていたり、プラグインで追加できます。

逆にレンタルブログではSEO設定の範囲が限られている傾向が見受けられます。
たとえばアメブロではそもそもSEO対策に関する設定項目がない、はてなブログでは記事毎にSEO対策の設定はできないがブログ全体の設定では可能です。

以上のようにレンタルブログよりもWordPressのブログは、SEO対策が練りやすいといえます。

補足

アメブロやはてなブログのようなレンタルブログサイトは、ドメインパワーが個人ブログよりもあるため、利用者が記事毎にSEO対策をしなくても済む背景があります。

雑記ブログをWordPressで行うデメリット

雑記ブログをワードプレスで行うデメリット

雑記ブログをWordPressで行うデメリットをあえて取り上げてみます。

読まれる記事にするのなら書きたい記事を書くだけでは不十分

テーマを決めずに自由に記事を書けます。

しかし今日は○○がありましたとかあの店のラーメンは美味しくなかった…などのように、取り止めもなく書いていてはアクセス数も読者も増えません。

読まれる記事を書くには読者が知りたい情報を盛り込み、きちんと伝わる記事にしなければなりません
読者に伝わるような雑記ブログの記事一例は読書感想や商品レビューがおすすめです。
なるべく旬でかつ自分にとって興味のあるジャンルだと記事が書きやすいでしょう。

レビュー記事一例

上記はレビュー記事の一例です。使用してみて感じたこと、良かった点3〜5つ、改善してほしい点1〜2つを記事に盛り込んでいます。ある程度何を書くのかあらかじめ決めておくのです。

中見出し(h2)と小見出し(h3)を使い分けることで読者は読みやすく、投稿者は構成しやすくなります
結果的に両者win-winの構造となるのです。

WordPressのメンテナンスは自己管理

WordPressに何かエラーが生じたら、メンテナンスをするのは自己責任になります。
テーマに関するエラーはテーマ開発者に解答を求める手段はありまが、WordPress本体のエラーは自力で修復しなければなりません。

最近はあまり起こらないのですが過去に私が実際起きた例として、WordPress本体のバージョンを更新したらサイトが真っ白に表示されました。
バージョンを落としても直らず結局最初から作り直しになってしまったのです。

バックアップは中途半端に残っており、この件でバックアップのありがたみや自力で解決する苦しさを学びました。

多摩川ともこ

バックアップをちゃんと保存していなかった落ち度もあって、復旧する時は気分が落ち込んでいました。
WordPressには自動でバックアップを取ってくれるプラグインがありますので、不安な方は有効化をおすすめします。(例:UpdraftPlus WordPress Backup Plugin)

雑多な内容になりがちて収益へ結びにくい

雑記ブログは自由度が高い分、あっちにもこっちにも話が行き交い、運用者も読者も迷子になりがちです。
解決するにはカテゴリーの数を多くて3~5個以内に留め、その中で書きたい範囲を練りましょう。

WordPressで雑記ブログの始め方

雑記ブログの始め方

WordPressで雑記ブログを始めるには、レンタルサーバーと契約、独自ドメインの取得、WordPressのインストールが必要です。

レンタルサーバーを借りる

年単位で契約すると月額料金が安くなる傾向にあります。
金銭面を気にしている方は、低価格かつ機能やが一通り揃っているロリポップ!やさくらインターネットをご利用ください。

WordPressに向いているレンタルサーバーについてまとめた記事がありますので、よろしければご覧ください。

独自ドメインを取得する

WordPressは独自ドメインを取得する必要があります。
サブドメインでも可能なサーバーはありますが、一から始めるのであれば独自ドメインを取得した方が後の作業が楽です。

独自ドメインは契約したレンタルサーバーで同時取得できます。
ロリポップ!については、運営会社が同じであるムームードメインで入手すると設定の手間が減るのでおすすめです。

WordPressをインストールする

WordPressのインストールは、各サーバーがインストーラーを用意しています。
必要事項を入力したら、あとはインストーラーを起動すればインストールは終了です。

レンタルサーバーが提供しているインストールサービスを利用せず、手動でインストールしたい場合はwordpress.org(公式サイト)からWordPress本体をダウンロードしてください。

テーマをインストールする

試しにデフォルトテーマを有効化にしたまま記事を作ってみるとわかりますが、デフォルトテーマは日本人向けに最適化されておらず、そのまま使うと使いにくく感じると思います。
可能であれば上記で示したテーマのなかから選び、有効化することをお勧めします。

個人的にはレイアウトおよびSEO対策など痒いところに手の届く、Emanon Premium推しです♪

設定する

テーマを有効化にしたら、基本的な設定を見ていきます。
ブログ立ち上げの時点で一般設定、カテゴリー作成、パーマリンクの設定は確実に行いましょう。後から設定しなおすと不具合が出る項目であるためです。

雑記ブログで収益を得る方法

雑記ブログで収益を得る方法

雑記ブログで収益を得る方法はいくつかありますが、今回はGoogleアドセンスの利用方法についてお伝えします。

  • ジャンルは数個に絞る
  • キーワード検索で読者のニーズを知る
  • 上位サイトを確認して構成の流れを確認する
  • 無料ツールを使ってアフィリエイト広告を設定する

ジャンルは数個に絞る

ジャンルは何でもかんでも取り入れないでください。

例えばメンズファッションをメインテーマにしているのであれば、メンズバッグやメンズアクセサリーなど関連するテーマを取り入れると統一感が出て検索サイトから「このサイトはメンズファッションについて書いているんだな」と認識されて、検索結果掲載順位に貢献します。

キーワード検索で読者のニーズを知る

キーワード検索とは検索ボックスに目的の単語を一語もしくは複数記入し検索することです。
検索サイト利用者がどのようなキーワードで検索しているのかを知るには、一例として無料で利用できるラッコキーワードが便利です。

気になる単語を空欄に入れて検索するとサジェストが表示されます。サジェストとは、検索する際に気になる単語の他に合わせて入力する単語を意味します。
たとえば「メンズ ファッション」で検索すると、「メンズ ファッション 30代」のようなキーワードで検索されているのが判明します。

サジェストを参考に、今回はこのキーワードで記事を書こうと決めてください。

上位サイトを確認して構成の流れを確認する

上位サイトの記事の構成を確認しましょう。目次が表示している場合は簡単に把握できます。
構成を確認する目的は記事のパクリではなく、検索意図を把握するためです。読者が何を求めているのかを確認できれば十分です。

Google検索セントラルブログというGoogle公式のブログで、Google検索が求める記事内容をまとめた箇所がありますので以下にまとめてみました。

Google検索が求める記事
  • 読者にとって有益で信用に値する記事を作成する
  • 読者が読みやすいように見出し2や見出し3を利用して記事の構成を明確にする
  • 必要があれば分かりやすい箇所に適切なリンクを貼る
  • 画像に代替テキスト(ALT属性)を追加する
  • 検索結果に表示しなくてもよい記事は表示設定を見直すetc

参考元:主なベスト プラクティス|Google検索セントラルブログ

今一度自分に不足している部分を反省し次回の記事作成から生かしてください。

無料ツールを使ってアフィリエイト広告を設定する

アマゾンや楽天市場などのオンラインショッピングサイトの商品を紹介したい時に便利なプラグインを紹介します。

前提として「もしもアフィリエイト」でアマゾン、楽天市場、Yahoo!ショッピングから承認を得てください。

ASPとは

ASP(Application Service Provider)とはインターネット上でアプリケーションを提供する事業者です。

今回の場合はもしもアフィリエイトを示しており、提携することでワードブログ上に広告を表示できます。

Rinkerを有効化する

Rinkerをおすすめします。ダウンロード配布サイトでの登録は必要ですが無料で利用可能、特に複雑な設定がなく初心者でもすぐに導入できます。

記事でブロック挿入し、商品検索および商品を指定すれば挿入は完了です。ダウンロードはBOOTHからどうぞ。

Rinker設定画面に入り、もしもで取得したアマゾン、楽天市場、Yahoo!ショッピングの各IDをあらかじめ控えてください。

Rinker設定で設定を完了させる

Rinkerを有効化したら、設定>Rinker設定に入り、先ほどもしもアフィリエイトで入手したa_idを指定欄に入力して保存すれば設定は完了です。

記事編集中にRinkerを呼び出し

記事編集中にブロックRinkerを選択したら商品リンク追加ボタンをクリックします。ポップアップ画面が表示されるので、表示したい商品を検索してください。

商品リンクを追加

検索ボックスで追加したい商品を検索し、商品リンクを追加してください。
投稿編集画面でプレビューが表示されます。

まとめ

今回は雑記ブログに向いているWordPressテーマや、雑記ブログの作り方について紹介しました。
自由度の高いブログだからこそ、自由に書きすぎないで読者に伝わるように記事を書いてみてくださいね。