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WordPressでブログ運営を続けるのにあたり必要なことは何ですか?
もちろん一つだけではないでしょうが、日々の更新はなるべく快適にしたいものですよね。
WordPressテーマのうちブログ運営に向いているSWELLを今回は解説していきます。
使用者目線でメリットデメリット、よくある質問などを添えてお伝えします。
SWELLの特徴
SWELLの基本的な特徴は以下の通りです。
名称 | SWELL(すうぇる) |
価格(税込) | 17,600円 |
開発者 | 了(@ddryo_loos/Twitter) |
公式サイト | SWELL公式サイトはこちら |
価格帯は高すぎず安すぎずな印象ですね。
続いてSWELLの主な特徴を3つご紹介しましょう。
直感的に使いやすい
装飾ブロックエディタは直感的に操作しやすいので、初心者でも触っていけば迷いにくいでしょう。
しかしながら種類が多くて何を使えばわからないと迷う可能性はあるかもしれません。
今まで数多くのテーマを利用してきた側から助言すると、最低限「キャプションボックス」「ふきだし」「ステップ」ブロックを使うと読者が目で追いやすい記事が作れます。
SEOへの対策が可能
設定画面でサイトの高速化や構造化データ、広告の設定などができます。
設定項目は他のテーマと比べて標準的な数ですから、億劫に感じる可能性は低いといえます。
記事毎にメタデータを挿入したい場合はプラグイン「SEO SIMPLE PACK」を有効化してください。
「SEO SIMPLE PACK」はSWELL開発者が提供している無料プラグインです。
SWELLとSEO SIMPLE PACKは互換性があるので安心して利用できる点が良いですね。
以上のように総じてサイトの検索エンジン最適化を簡単に行えます。
時短向け機能あり
広告タグやブログパーツなど、よく使う機能を事前に登録しておけば投稿時に呼び出せます。
ブログ運営で悩ましい点は時間を要するということ。時短機能は今後も重宝していくでしょう。
SWELLのメリット
続いてSWELLを利用するとどういったメリットを得られるのか、利用者視点でお伝えします。
問題解決しやすい環境がある
使用中に問題が発生した場合の対処法として、SWELLでは利用者同士で解決する場所「フォーラム」を提供しています。
フォーラムでは開発者自ら回答する場合もあるので心強いと感じました。
なおフォーラムの閲覧に登録は不要ですが、質問するには登録が必要な点は留意してください。
更新が定期的に行われる
WordPress本体はハッカーなどに狙われやすい弱点がある故、定期的に更新しなければなりません。
更新内容にはセキュリティ面を強化しており、WordPress本体に合わせてテーマも更新する流れがよく見られます。
SWELLは定期的にテーマを更新しているので、セキュリティ面で安心できる点が魅力です。
テーマの中には年数単位で更新するものがあり、セキュリティ面が不安になります。
その点SWELLは開発者の熱意がSNS等でよく見られるため、現時点で更新に関して問題はないといえるでしょう。
SWELLのデメリット
利用者目線から見たデメリットをお伝えします。メリットもデメリットも表裏一体と思っていただいて構いません。
多機能ゆえに使いこなすまでに時間はかかる
特に初心者は、装飾ブロックや設定の豊富さにひるむ可能性はあります。
SWELLはブログ運営特化のテーマですから、装飾ブロックや記事に関する設定はどうしても多くなります。
解決策としては一気にこなそうとはせず、少しずつ挑戦してみてはいかがでしょうか。
じっくり腰を据えてやる暇がない方はSWELLよりも機能の少ないシンプルなテーマを検討してください。
人によっては手に取りにくい価格設定
買い切り型テーマとはいえ17,600円をいきなりポンと出せるかどうかは人によって異なり、高いと感じる人はいます。
解決策として無料版の配布を随時行っているので、気になる方は無料版を検討してみてはいかがでしょうか。(後述FAQ参照)
別の方法:レンタルサーバー未契約の方にお勧め
エックスサーバーではSWELLが割引価格で購入可能です。17,600→16,270円
詳細はエックスサーバーの公式サイトを確認してください。
WordPressにおすすめのレンタルサーバーについては別記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。
SWELLの評価
当ブログではWEB上でSWELLの使い心地のアンケートを行いました。以下まとめましたので参考にしてください。
SWELLを使用してよかった点
結果は上記の通りで「装飾ブロック」「レイアウトのしやすさ」が好評のようです。
SWELLへの改善点
逆にSWELLに対する改善点は何かを聞いたところ、以下の点を答えてくださいました。
- 価格が高価
- 利用者が多いためデザインが似たり寄ったりになりやすい
- 他のテーマから移行時にエラーが出やすい
- SWELL独特のスキルを取得しなければならない
- クラシックエディタに慣れている人には使いづらい
他のテーマからSWELLに移行する方法を公式サイトでは解説しているので合わせてご利用ください。(公式サイト:他テーマからSWELLへの「乗り換えサポートプラグイン」一覧)
どんなテーマでも一長一短あるものですね。
参考元:【使用者求】ワードプレステーマSWELLの使用感アンケート(MAX210文字程度)
SWELLの使用時の注意点
いくらブログ運営に快適なテーマだとはいうものの、使い方を誤ってしまうと快適どころか不具合を生じてしまいます。
そこでここではSWELLの使い方のうち注意点をお伝えします。以下の注意点を守れば快適なブログ運営が望めるでしょう。
不要なプラグインは入れない
公式サイトで相性の悪いプラグインを公開しているので、プラグインインストール時にはよく確認しましょう。
SWELL本体に高速化の機能が備わっているため、重複利用は控えた方が無難です。
- Gutenberg
- WooCommerce
- Elementor
- Flying Scripts
- Autoptimize
- Async JavasScript
時短のためブログパーツを利用する
よく使うブロック群をブログパーツに登録しておくと、記事作成に呼び出すだけで何度も利用可能です。
ブログ運営は以下に時短を進めるかがポイントとなるため、ブログパーツの利用がSWELLを制するといっても過言ではないかもしれません。
STEP1:ブログパーツでブロックを登録
よく使うブロック群をブログパーツで作成してください。終わったら、用途で「ブロックパターン」を選択します。
STEP2:ショートコードが生成される
一覧に戻ると自動でショートコードが生成されているのがわかります。
STEP3:投稿時にブログパーツを呼び出そう
ブログパーツの呼び出し方は2パターンあります。
- ブロックパターンで挿入
- ショートコードで挿入
ショートコードで挿入すると内容を変更できませんが、ブロックパターンとして挿入すると内容を変更できます。
ショートコードの挿入方法は、STEP2の一覧でショートコードをコピーし、投稿画面でペーストすれば完了です。
SWELLによくある質問
- Q無料版はありますか?
- A
無料版はありますが、WordPress本体のメジャーアップデート中など一部の期間でダウンロードできません。
利用条件はローカル環境と限定されている点に注意してください。
無料版をダウンロードしたい場合は公式サイトでダウンロード申請しましょう。
※2023/12/9追記:現在無料版の配布は中止しています。
レンタルサーバー等Web上ではなく、自分のパソコンの開発環境のことをローカル環境といいます。
- Q複数サイトで使い回し可能ですか?
- A
購入者のみ複数サイトで使い回し可能です。
- Q一度購入すれば追加料金はありませんか?
- A
ありません。買い切り型のテーマです。
- Q同開発者のテーマ「Arkhe」との違いは何ですか?
- A
SWELLはブログ運営に必要な機能が揃っているテーマで、初心者でも操作しやすいといわれています。
Arkheは初心者向けというよりは開発者向けのテーマで、プログラミング知識があればあるほど使いやすさが増すでしょう。
また購入方法にも違いがあり、SWELLは買切り制ですがArkheは年更新型です。
年更新型ですがアップデートが不要であれば更新しなくても問題ありません。
実際SWELLを使用してみた感想
実際SWELLを使用した多摩川ともこの使用感レビューをこちらにまとめます。
一言でいえば「とても無難で安心して使えるテーマ」でした。
対応が早い
不具合があればすぐに対応してくれる点が大変助かります。
ここ数年不具合におびえることはありませんでした。安心して利用したい方はSWELLをおすすめします。
無駄が少ない
シンプルなデザインで無駄が少ないと感じます。
私は無駄が嫌いなので、必要以上にアニメーションを使わない点は高評価です。
フォーラムに活気がある
分からない点はフォーラムの過去ログを読めば大抵過去に誰かが回答しているので助かります。
フォーラムは定期的に人が入っているのでその点も不安を解消してくれます。
誰かが見てくれているという安心感があるのは嬉しいですね。
まとめ
ブログ運営特化のテーマ「SWELL」は初心者から上級者までどなたでも安心して使えます。
いきなり購入するのが不安であれば無料版をローカル環境で利用するのも一つの手です。
あなたにあったテーマが入手できるよう心からお祈りしております。
当ブログではWordPressテーマをお探しの方に有益な情報を提供しています。他の記事も併せてご覧いただければ幸いです。